岡山市議会議員選挙、遊説道中日記その６。

市内中心部を走る中で、岡山県立図書館と岡山市立図書館前を通りました。岡山県立図書館は、竹原が高校生の頃は、天神山文化プラザの中にありました。その後、今の県庁前に移転、県立図書館としては14年連続で日本一の利用・貸出冊数を誇ったこともある立派な図書館です。オックスフォード・リィーディング・ツリーなどの英語の読み物も充実していて、英語の学習には県立図書館（他には岡山大学附属図書館）を利用させていただいています。

県立図書館のお隣には、私立内山下幼稚園もあります。まだ春休みのため、幼稚園バスが停まっています。岡山城・県立図書館といった伝統や文化を感じれる場所で育つ子ども達。いいところですね。

一方こちらは岡山市立中央図書館。複数ある市立図書館のうち、書庫のある最も蔵書の多い図書館です。竹原は市立図書館ではいつも中央と幸町を利用しています。中央図書館は１時間半が駐車場無料。幸町は１時間無料。何しろ１度に30冊くらいは借りるので、車でないと借りれません。県立図書館に比べるとちょっぴり老朽化が目立ちます。岡山市の財政をしっかり建て直し、公共施設の充実も図りたいものです。

さて、これらの図書館群ですが、岡山市民は本当に公立図書館をよく利用します。ところが、ところが…。高校生の視点から見ると、実はこの公立図書館には自習室がありません。高校生は自宅と学校の他に勉強する場所を探しますが、なかなか見つかりません。高校生の保護者からも、高いお金を出して塾を利用するのは、自習室が確保できるからだという声もあります。お隣の広島県などでは自習施設がわりと充実しているようで、県や市によっての考え方の違いが明確になっています。