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アサーティブコミュニケーション

私の勤めている会社では、最低でも月に1~2回は何かしらの研修があります。今月は、「アサーティブコミュニケーション」の研修でした。

アサーティブとは、自分の考えや意見を率直に表現することをいいます。ただし、自分の言いたいことを好き勝手に言うことではありません。「相手の気持ちも尊重しながら、自分の気持ちや意見を、誠実、率直、対応に表現する」そんなコミュニケーションにより人間関係を円滑にしようというものです。

アサーティブでない人のタイプとしては、攻撃的タイプ、受け身的タイプ、作為的タイプ、それぞれ、ジャイアン、のび太、スネ夫で例えられることがあります。これに対し、アサーティブなコミュニケーションが取れる代表といえば「しずかちゃん」。こうしてみると、ドラえもんのキャラクターは実に個性的面々であることがわかりますね。

自分は怒りやすい性格だから…自分は気が弱いから…コミュニケーションの得意・不得意を自分の性格と結び付けてしまいがちですが、アサーティブによるトレーニングでは、性格を変えるのではなく、「伝え方」を変える方法を学びます。「本当に必要なことや伝えたいことを、適切な言葉で伝えられる」というスキルや考え方を学びます。

アサーティブコミュニケーションを実践する際には、4つの柱が大切だとされます。それは「誠実」「率直」「対等」「自己責任」。この4つの柱がしっかりとしていれば、そこから発せられる言葉は、自然とアサーティブなものになるとされます。……忘れがちなこの4つの柱、普段の生活でも大切にしていきたいものです。

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