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竹久夢二×マツオヒロミ~トキメキの大正浪漫~

2022年7月6日~9月25日まで、夢二郷土美術館で企画展「竹久夢二×マツオヒロミ トキメキの大正浪漫」が開催されました。岡山市東区西大寺には夢二の姉・松香の嫁ぎ先があり、夢二の生家がある瀬戸内市邑久町も近いため、子ども時代を西大寺で過ごした私にとって、夢二はとても身近な存在です(子ども心に「夢二=敷島堂のお菓子」という甘い記憶へのすり替えが…)。

郷土岡山の偉人とはいえ、高校生である娘にはやや遠い存在のようで、なかなか記念館に足を運ぶ機会もありませんでしたが、今回、イラストレーターのマツオヒロミさんとのコラボレーションということで、ぜひこの機会に夢二作品を見たいとのこと。さっそく母が誘われます(友達おらんのかい…)

「夢二式美人」と呼ばれる独特の情感をたたえた美人画とともに、夢二の「セノオ楽譜<蘭燈>」からインスピレーションを受けて描き下ろしたされる新作「FANTASIA」を含め多数のマツオ作品が展示されていました。大正浪漫と現代的イラストのコラボレーションが、新しい夢二の魅力を感じさせてくれます。

館内には10代・20代の若い世代の姿が多く見られ、企画の立て方しだいだなと妙な関心の仕方をしてしまいました。次回は、ぜひ久々に邑久町の「少年山荘」も訪ねてみたいものです。

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